鼻をシャープに見せる耳介軟骨移植と鼻尖形成とは？違いやメリット・デメリットを解説

耳介軟骨移植と鼻尖形成には人工物を入れることなく鼻をシャープに整えられる方法という共通点がありますが、ここまで解説したように、施術方法そのものに大きな違いがあります。

耳介軟骨移植は自分の耳の軟骨を取り出して鼻先に移植して鼻をシャープに見せる方法です。これに対し、鼻尖形成は鼻にある軟骨や脂肪を切除して形を整え、鼻を細く見せます。つまり、耳介軟骨移植と鼻尖形成は、鼻そのものに手を加えるかどうかという点が大きな違いです。ただし、鼻尖形成として耳介軟骨移植を併用して行うこともあります。

耳介軟骨移植と鼻尖形成は、いずれも美容外科で受けられる施術です。グリシーヌクリニックでも鼻をシャープにできる施術として行っており、希望の鼻の形や元々の鼻の形状などによって最適な施術を受けられます。

鼻尖整形も耳介軟骨移植と同様、メリットがある一方でデメリットもあります。施術を受ける際は、メリットとデメリット両方を理解した上で受けるといいでしょう。

メリット

鼻尖形成のメリットは、顔とのバランスを見ながらデザインすることで、自然にスッキリとした見た目に仕上げられる点です。鼻の脂肪や軟骨を取り除くため、施術後に後戻りするリスクもほぼないといえるでしょう。

デメリット

鼻先を整えられる鼻尖形成ですが、顔全体のバランスが変化してしまうデメリットがあります。少しの鼻先の変化でも、顔全体で見ると左右差が生じる可能性も考えられます。また、糸で縫い合わせる鼻尖形成の場合、糸が緩むことで後戻りすることもある点もデメリットです。

鼻をシャープに、団子鼻をスッキリと見せたい場合に、耳介軟骨移植または鼻尖整形は有効な施術です。しかし、前述したようにどちらにもメリットとデメリットがあります。それらを踏まえて、施術前に多くの方が疑問や不安に感じる3つの質問とその回答をご紹介します。

耳介軟骨移植や鼻尖形成を受けたことは周囲にバレる？

鼻形成を美容外科で受ける上で最も多くの人が気になるのが、整形したことが周囲にバレるかどうか、ではないでしょうか。鼻の形状や高さが急に変わった場合、周囲の人に不自然に思われてしまうのでは、と不安に感じる方は多いでしょう。

耳介軟骨移植と鼻尖整形は施術後のダウンタイムが発生します。ダウンタイム中の腫れや赤みが原因で、鼻形成を受けたことがバレる可能性はあるかもしれません。

ただし、耳介軟骨移植や鼻尖整形は、極端に鼻を高くしたり形を大きく変えたりする施術ではありません。どちらも顔とのバランスを考えた上で鼻の形や高さを調整するので、施術後の見た目のみで鼻形成を受けたとバレることはほぼないと言っていいでしょう。

耳介軟骨移植や鼻尖形成は10年後もキープできる？

耳介軟骨移植の場合、移植した軟骨が体内に吸収されることはなく、鼻先に定着すれば10年後もキープが可能です。しかし、施術時に無理に大きな軟骨を移植した場合、または鼻に強い衝撃を与えた場合、軟骨が変形することはあります。

鼻尖形成は、大鼻翼軟骨を切除するため、10年後も後戻りしにくい方法といわれます。ところが、前述した通り糸の緩みによって後戻りすることは考えられます。また、加齢による骨格の変化によって、鼻尖形成を受けた部分の軟骨が変形する可能性もあるため注意しましょう。

耳介軟骨移植と鼻尖形成で後悔しないためのポイントは？

耳介軟骨移植や鼻尖形成を受けたにも関わらず、見た目が何も変わらない、と感じて後悔するケースが見れらます。そのような事態を防ぐには、まずどちらの施術でも信頼できる医師、実績のあるクリニックで受けることが後悔しないためのポイントです。クリニックのホームページなどを確認し、医師やクリニックで同様の鼻形成の実績があるかどうかをチェックしてみましょう。

また、鼻形成を受ける前は必ずクリニックでカウンセリングが行われます。カウンセリングで不安や疑問を解消できるか、要望に合わせた施術を提案してくれるかどうかも確認しておきましょう。

耳介軟骨移植または鼻尖形成は、気になる団子鼻や鼻の低さなどの鼻の悩みを解消できる方法の一つです。どちらも手術が必要となる施術であるため、どちらの方法が自分の悩みや要望に合っているのか、2種類の施術の違いを知り、クリニックで相談をしつつ最適な方法を選択してイメージ通りの鼻の形を目指しましょう。