鼻中隔延長術のクローズ法とは？
鼻尖形成との違いや後悔しない方法を紹介

正面から顔を見たときに鼻の穴が目立ってしまうアップノーズ、いわゆる「豚鼻」の状態は、コンプレックスと感じている方が多いでしょう。鼻先を上向きにすればアップノーズは改善できますが、自力での改善は難しいものです。アップノーズを改善するための美容整形の方法として挙げられるのが、鼻中隔延長術という方法です。

本記事では、アップノーズ解消に効果的な鼻中隔延長術の2種類の方法のうちクローズ法について、もう一つのオープン法との違いやメリット・デメリット、施術前に知っておきたいよくある質問についてまとめました。

鼻中隔延長術とは、正面から見たときに鼻の穴が上を向いて目立っている、いわゆる「豚鼻」と呼ばれるアップノーズを解消する施術です。鼻中隔とは、左右の鼻の穴を隔てている壁のことで、この部分に耳などから取り出した軟骨を移植して延長することで鼻の長さを伸ばし、鼻尖を下げて鼻の穴を下向きにします。

鼻中隔延長術に使う軟骨は耳の耳介軟骨から取り出すほか、鼻中隔の軟骨、肋骨と胸骨をつなぐ肋軟骨を取り出す場合もあります。

鼻中隔延長術の方法は、施術方法の違いにより「クローズ法」と「オープン法」の2種類です。

クローズ法とは

鼻中隔延長術のクローズ法は、鼻の穴の内側のみを切開して行う施術です。表から見える部分を切開することがない方法なので、鼻中隔延長術を行っている美容外科ではクローズ法が多く採用されています。

クローズ法とオープン法の違い

クローズ法は、文字通り鼻の穴の中の見えない部分のみを切開します。これに対し、オープン法は鼻の穴の内側に加えて、鼻柱と呼ばれる左右の鼻の穴の間にある部分も切開が必要です。鼻柱は下を向いてはいるものの、表に出ている部分であるため、傷跡が目立ちやすいデメリットがあります。

鼻中隔延長術と鼻尖形成との違い

鼻の見た目を改善する方法には、鼻中隔延長術の他に鼻尖形成という方法もあります。これら2種類の方法は似ているように思われがちですが、施術する部位や目的に違いがあります。

前述したように、鼻中隔延長術は鼻の穴の中にある鼻中隔の軟骨を継ぎ足して鼻尖を高くしてアップノーズを解消します。鼻尖形成も鼻先を整える施術ではありますが、鼻先を細くスッキリ見せるための施術なので、団子鼻解消に用いられることが多い方法です。施術方法も鼻中隔延長術とは異なり、鼻尖形成では鼻中隔の両側にある大鼻翼軟骨を中央に寄せて鼻先をスッキリと細く見せます。

鼻中隔延長術がおすすめな人

鼻中隔延長術は、鼻尖を上向きにする効果が期待できる施術なので、正面から見て鼻の穴が目立つ方、鼻尖が上を向いているアップノーズの方に特におすすめです。また、鼻を下方向に長く伸ばせるので、鼻が短い方や鼻の下が長く見える方にもおすすめです。

グリシーヌクリニックでは、気になるアップノーズを解消できる鼻形成として鼻中隔延長術を行っています。一人ひとりの要望に合わせた最適なを受けられるので、コンプレックスを解消できる仕上がりが期待できるでしょう。

美容外科クリニックでの鼻中隔延長術で多く採用されているクローズ法には、以下のようなメリットがあります。

傷跡が目立ちにくい

クローズ法は鼻の穴の中のみを切開するので、表から見える場所に傷が付くことがなく、ほとんど目立たないのが大きなメリットです。また、鼻柱を切開せずに行う施術なので鼻柱の強度をキープできます。施術を担当する医師は施術中に鼻の形態を見ながら進められるので、希望の鼻の形状にしてもらいやすいメリットもあります。

ダウンタイムが短く済む

クローズ法を受けた後は1週間程度固定し、ダウンタイムは腫れが引くまで約1～2週間かかります。しかしクローズ法は傷がほとんど目立たない鼻の中のみを切開するため、ダウンタイムはオープン法よりも短く済みます。

傷が表にないので、腫れが引けば周囲の人に鼻中隔延長術を受けたことを気づかれることはほとんどないでしょう。

クローズ法のデメリット

切開する部分が周囲から見えにくい場所のみで、ダウンタイムも短く済むとメリットが多いクローズ法ですが、鼻の穴の大きさによっては合わないというデメリットもあります。

鼻の穴の中のみを切開して行われるクローズ法では、オープン法と比較すると施術ができる範囲が狭まります。軟骨を移植する施術なので、鼻の穴が小さい人の場合軟骨が壊れてしまう可能性もあります。そのため、クローズ法は医師の高度な技術が求められます。

アップノーズを解消したい方に適した鼻中隔延長術は鼻の中のみを切開するので傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムも短く済む方法です。その反面、高度な技術を要する施術なので、施術内容によっては将来的に鼻が元に戻ったり曲がったりするリスクがあることも事実です。

そのため、鼻中隔延長術を受けるのであれば確かな技術を持った医師が在籍するクリニックで受けることをおすすめします。

自力での解消が困難なアップノーズも、鼻中隔延長術なら改善効果が期待できます。クローズ法ならダウンタイムが短く、傷跡が目立ちにくいメリットがありますが、医師の高い技術が求められます。グリシーヌクリニックなら、豊富な美容外科手術経験を持つ医師が施術を担当するので、満足いく結果が得られるでしょう。

鼻の見た目にコンプレックスを持っている方は、一度グリシーヌクリニックで鼻中隔延長術クローズ法についてご相談ください。